金魚の薬で必要なものはこの三点で十分です。

細菌感染用 エルバージュ

原虫      トロピカルゴールド

白点病     メチレンブルー

金魚の病気 コイの病気  魚病薬解説

魚病薬はエルバージュとトロピカルゴールドがあれば十分だと思います。

白点病の治療でヒーターで温度を冬場に上げるのは経験的には効果がよろしくありませんね

温度が上がるので体がついていけなく弱ってしまうことがあります。尾ぐされ病、血がにじんでいる、ヒレが溶けている、魚体が赤みを帯びている場合は細菌感染ですからメチレンブルーでは効能書きに書いてありましても細菌感染症にほとんど効果はありません。メチレンブルーは白点病、カビ病(水カビ)、「軽い」原虫症(後述)の薬です。

 

金魚、コイの病気の治療でまず第一にするのがエルバージュで細菌をやっつけることです。エルバージュがなければ後述していますイソジン浴を行います。エルバージュは細菌感染治療によく使う薬なので買っておいて損のない薬です。ただし魚病薬なのでお近くのホームセンターなどで

おいていない場合があります。その場合は家にあるイソジンうがい薬を使用してください。イソジン浴で病気の進行を止めてからエルバージュを探しても良いでしょう。イソジン浴でエルバージュを手に入れるまでの「つなぎ」と時間稼ぎをする訳です。エルバージュは細菌感染症の特効薬です。一回薬浴すれば細菌感染症でしたらよくなることが多いです。逆に効果が見られなければ「原虫感染症」と判断しすぐさまトロピカルゴールドに移行し判断は迅速に行ってください。原虫症および細菌感染症、原虫症との複合感染の場合は見る見る金魚が弱っていきます。そのため早く判断をつけなければなりません。

エルバージュもしくはイソジン浴で効果が見られない場合は早く見切り付けトロピカルゴールドで原虫退治にとり組んでください。これが金魚とコイ、淡水魚の治療の基本的な流れです。
後は何もない場合は「塩」を使いましょう。但し塩はカラムナリス感染症位しか「治療」はできませんが金魚の体液の循環を助け金魚の体を楽にし元気をつける効果はあります。「塩」は

魚病薬が手に入る前の「つなぎ」「時間稼ぎ」と病気が治った後の「元気づけ」再感染防止に使えます。

余談ですが金魚にエルバージュを使用するときは規定量の半分の量程度もしくは少なめの量で使うほうが経験的に良い結果が得られました。エルバージュの説明書をご覧になってください「コイ、フナ、金魚」とかいてあります。「コイとフナ」は体が大きく丈夫ですが「金魚」は一部を

除いてコイやフナよりも小さいですからコイとフナの使用量より減らすほうが合理的な感じがしています。

と、ここまで書きましたが抗菌剤アクリノールが添加されていますトロピカルゴールドを使えば

これをいちばん「最初から使えばいいじゃないか」と思われることでしょう。しかしアクリノールはエルバージュやイソジンより抗菌力は弱いと感じています、それで念のため二段階攻撃作戦を行っています。 

 

 

 

 

金魚、コイ、カメを10倍長生きさせる。病気予防 治療 金魚の病気を治す

金魚、コイの状態はエラと背びれを見ればわかります。

エラが開いたまま、閉まったまま、又は片方しか閉まらない、開いていない、エラ蓋があつぼたっく内部から腫れているような場合は金魚は病気です。また元気がなくなると背びれをたたんでしまい動かなくなります。

このように金魚の元気がない、エラがしまったまま、または開いたまま、このようなときはイソジン浴をすると良いですよ。尾ぐされ病にも良く効きます。水カビ病にも良い結果が出ています。

簡単です。バケツに10リットルの温度を合わせた水を入れます。もちろんカルキは抜いてください。

そのバケツにイソジンうがい薬を30滴入れてよくかき混ぜます。5cm以下の金魚であれば5分バケツに入れます。

これを3ヶ月に1度水替えのついでにされてください。10cm以上の金魚であれば10分バケツに入れます。

これで病気予防になります。すでに病気にかかっている場合は上記のイソジン浴を2日おきに三回から四回行います。ということは治療期間は一週間程度になります。これで効き目が見られない場合は原虫との複合感染を視野に入れます。原虫との複合感染の場合はイソジン浴では治療は難しいです。トロピカルゴールドを使用してください。

イソジン浴は軽い白点病程度の原虫でしたら効きますが重い原虫病にはあまり効かないと考えています。経験的に。細菌性の病気でしたら抜群の効果があります。イソジンは細菌、真菌、ウイルスを殺します。真菌とは「カビ」です。金魚の細菌感染症のほとんどの原因はカラムナリス菌です。カラムナリス菌症にはイソジン浴が手軽に行える大変良い方法と思います。

カメには10リットルの水にイソジンを30滴~50滴いれて薬浴しますとカメが一番よくかかる病気のカビ病に大変効果があります。薬浴時間はカメの場合10分です。二か月から三か月に一回病気予防に行うとよいと思います。もちろんカメがカビ病にすでに感染している場合の「治療」にもイソジン浴は効果があります。カメの場合は様子を見て上記の方法で一週間位連続してイソジン浴を行ってください。「カビが消えた」と思っても数日はイソジン浴を継続してくださいね。またぶり返してしまうことがありますので。

またカメのカビ病の場合は「目」以外でしたらメチレンブルー原液を綿棒や筆で患部に塗るのも良い方法です。カメのカビ病の予防には日々太陽光線をあてることです。

 

金魚、コイを診察してくれる動物病院はほとんどありませんから飼育者が「医者」になるしかありません。

まず金魚の様子がおかしい時は「塩浴」です。60cm水槽であれば水量が砂利の分を引くと50リットル程度になります。まずは250グラムの「粗塩」か「並塩」を入れます。軽い細菌性の病気

特にカラムナリス菌症に良く効きます。また「粗塩」や「並塩」に含まれるミネラルは荒れた金魚の粘膜を保護する役目もあります。因みに細菌感染症の場合は塩分濃度が0.3パーセント以上ありませんとほとんど効果がありません。塩分濃度は数時間かけてゆっくりとあげてください。

 大きい金魚(7~8cm以上)であれば0.5パーセントの濃度にしますと効果が上がります。

金魚の細菌性の病気のほとんどはカラムナリス菌と呼ばれる「常在菌」です。水槽のカラムナリス菌を「撲滅」することはできません。このカラムナリス菌は普通にどこにも存在し多分あなたの手にもついていますしスマホの表面にもいると思います。従いまして「撲滅」は残念ながらできないとお考えください。しかし塩と魚病薬があれば「減らすこと」はできます。

減らすことができれば後は金魚の免疫が向上し元気がよくなるという寸法です。

カラムナリス菌は0.3パーセント以上の塩分に弱いのです。

 

金魚、コイの原虫症の治療 治し方 予防 治療

原虫症の代表は白点病でしょう。その他はトリコディナ

イクチオボド、キロドネラ

ダクチロギロス、ギロダクチルスなどです。これらの詳細は省きます。症状が似ていて判別が

つきませんし、複合感染かもしれませんしね。効果のある薬剤は同じですから。

これらは細菌ではなく細菌より進化した「虫」です。水温が比較的低い時に罹りやすい病気でしたが人間が水槽にヒーターを入れ、また金魚やコイを部屋の中で飼育するようになり一年中どの温度でも耐えられるようになりました。ただ気温の上下激しい春や秋に感染することが多いように思われます。因みに白点病ですがヒーターを投入しての治療が一般化したため30℃の温度にも耐えられるやっかいな温度耐性白点病が増えました。かつては白点病は高温治療するだけで薬を使わなくても良かったのですが現在はメチレンブルーやマラカイトグリーンが必要になりました。マラカイトグリーンで白点病を退治する場合は高温治療はされないほうがよくヒーターはずしましょう。水温が高いとマラカイトグリーンは魚毒性が高く危険です トリコデイナ、イクチオボド、キロドネラ、ダクチロギロス、ギロダクチルスは

非常に感染力が強く水槽の金魚やメダカはどんどん感染していきます。

軽い白点病はイソジン浴でも治りますが酷くなりますとイソジン浴では効果がありません。

イソジン浴は原虫症にあまり効果が得られないと個人的には思っています。イソジン浴は短時間で終えなければ生体自体が危険なので原虫に効く時間までイソジン浴をしますと金魚やコイは逆に弱ってしまうでしょう。

細菌感染、カビ病には抜群の効果がありますが原虫には効きが悪いです。というか効かせる時間までイソジン浴をしますと危険なのです。イソジン浴は大きな金魚でも「限界」は15分です。細菌だけが原因の病気はイソジン浴を数回しますと効果がでます。軽い尾ぐされ病や

軽いエラ病(エラが開いたまま、閉まったまま等)はたった一回のイソジン浴で治る事もあります。原虫症の話に戻りますが

原虫が体やエラにとりつくと組織を食い荒らし体表に赤い斑点がでます。

エラに食いつけばエラは最終的には貧血で白くなり呼吸困難と痒さでエアーの出ている方向に体を擦り付けながら力なく泳いで行きます。上記のような行動がでましたらトリコディナ、ダクチロギロス、ギロダクチルスなどの原虫症を疑うべきです。

組織を食い荒らすためそこから細菌感染もしますから厄介です。ということは抗菌剤も必要ということになります。上記のイソジン浴で結果が出ない場合は原虫退治に力を入れましょう。蛇足ですが塩は細菌感染症には有効ですが原虫症にはほとんど効果がありません。気温が低い真冬に常時0.3パーセントの塩分を三月の春になるまでに水槽に入れておきますと金魚の体が強くなり原虫症にかかりにくい強い金魚になり「予防」にはなります。ただし「予防」であって「治療」はできません。治療の薬剤はマゾテンとメチレンブルー、アクリノールが処方されてますトロピカルゴールードが第一選択肢になります。メチレンブルーが含有していますので白点病にも良く効きます。寒い時期が始まる11月頃に行うとよいでしょう。一回行いましたら二週間位あけて二回繰り返しますと完璧です。なぜ二回繰り返すかと言いますと一回では卵が生き残り再感染する可能性があるからです。二回繰り返しましたらそれがワンセットと考えて後は春までされなくても良いです。三月に暖かくなりましたらまた上記同様に二回繰り返してください。アクリノールは軽い細菌感染の治療に効果があります。トロピカルゴールードはなかなかプロも唸る処方ですね。原虫と細菌感染の治療が同時にできます。リフィシュは抗菌剤に 塩酸クロルヘキシジン が入っていますが細菌感染症の代表格カラムナリス菌への効きが弱い気がしています。そのかわりマゾテンの配合量がトロピカルゴールドよりも多いので原虫にはトロピカルゴールドよりも早く効くかもしれません。きっと原虫退治に特化しているのではないでしょうか。マゾテンとは正式名称はトリクロルホンと言い「駆虫剤」です。

 

 

 

ツリガネムシ病、エピスチリス 水カビ病の治療 治し方

水槽で濾過機があればツリガネ虫病はそうは出ませんが出た場合の治療の方法ですツリガネムシ(エピスチリス)は水を浄化する原虫で決して悪さばかりする原虫ではありません。

浄化槽の濾過にも役立っていますが水槽内に増えすぎると金魚やコイの体に傷がついたときに

そこにとりつきます。枝分かれした柄の先についた逆吊鐘状をしていて、その形状からツリガネムシと呼ばれます。収縮すると球状に近くなり、先端の繊毛によって普段は水中のバクテリア類を捕食して生活しています。
 この病気の最初に見られる米粒のような白点はエピスチリスの群体で、肉眼では水カビ病と間違うこともあります。水カビ病は白い綿状の菌糸が指で摘めるほど長いが、エピスチリス症ではビロード程度に短い毛足です。因みに水カビ病は「原虫」ではありません。「真菌」なので

イソジン浴で良く効きます。イソジン浴をしたあとに水槽にメチレンブルーを入れればなお「良し」です。

原虫であるツリガネムシ病にはメチレンブルーとマゾテン液を規定量混ぜて使うかそれらがすべて混合されているトロピカルゴールドがよいでしょう。トロピカルゴールドには殺菌剤のアクリノールも入ってますので傷口から雑菌が入るのを防ぐ効果もあります。トロピカルゴールドと

塩を0.3パーセント混ぜるとより良い結果出ます。

治ってきましたらすかさずメチレンブルーの原液を患部に刷毛や筆で塗ります。もちろんマラカイトグリーンでもよいです。傷が大きければ念のため殺菌を考えて上記のイソジン浴か下記していますエルバージュ浴をしましょう。

カメの病気の治療、カメの病気の予防

カメの寄生虫や原虫症やカビ病の治療の仕方。

世の中にはカメの薬が販売されていませんので金魚の薬で代用するしかありません。

時間、薬を入れる量や薬浴時間は金魚と同様としてください。まずはカビ病の治療方法です。

甲羅にカビ状のものがついている場合はメチレンブルー原液を筆で塗るか金魚と同じ方法と量の

メチレンブルーをカメの水槽に入れてください。どちらかと言えばメチレンブルーを水槽に入れて

全体的のカビ病をやっつけたほうがよいと思います。マラカイトグリーン(アグテン等)でも良いですが効果が高い分、副作用も強い事もマラカイトグリーンの特徴です。但しメチレンブルーと違い

カメや水槽に青い色はあまり付きませんので着色が困る場合はマラカイトグリーンを使用すると良いでしょう。ですがメチレンブルーで着色されてもだんだん色はとれますのでご心配なく。

カメの目が白く濁っている場合はカビ病なのか細菌感染なのかが区別がつきませんので両方に効く方法を行いましょう。イソジン浴をしてみましょう。方法は上記を参照ください。

何回かイソジン浴をしてみて回復が見られなければエルバージュ(合成抗菌剤)とメチレンブルーを混ぜたものをバケツに入れ4時間その中で薬浴します。これも方法は上記の金魚と同じ方法なの参考にしてください。エルバージュで細菌をメチレンブルーでカビを退治する訳です

エルバージュは吸収力が大変強い薬で細菌感染症の治療に抜群の効果がありますが副作用も当然強いので毎日薬浴は行わず2~3日一回程に留めましょう。もともと吸収力が大変強い薬なので塩は併用しなくてもいいでしょう。余談ですがエルバージュは若干はカビ病にも効きます。本来は細菌の治療薬なのですが。もちろんメチレンブルー程はカビ病には効かないと思います。

お次は原虫症です。もともとカメは砂利や土の中に潜って生活していた生き物ですから「虫」

がつき易い訳です。それに金魚やコイよりも素早く動く事ができませんからなおさらです。

カメは「原虫」にとりましては恰好の餌食になります。原虫症と言えばマゾテン液、トロピカルゴールド、リフィシュです。水槽の中に金魚と同様の量で添加します。原虫症はカメの場合イカリムシやウオジラミ(チョウ)がつき易いですね。イカリムシは名前のごとくカメに透明な針が突き刺さっています。ウオジラミはテントウムシのような虫で目で見え動きます。

薬は上記の薬でどれを使用しても構いませんがトロピカルゴールドはメレンブルーが混ざっていますので水槽やカメが着色されます。ご注意を。

エルバージュにしてもトロピカルゴールドにしましても使用量がわずかでコンマ何グラムの

世界ですから正確に計ってください。一番良い方法は0.01グラムから計れる「電子天秤」を購入したほうがいいでしょう。「デジタル天秤」とか「デジタル計り」で検索をすれば数千円で売っています。金魚やコイ、カメを飼育するのであれば持っていたほうが良いアイテムです。探してみてください。カメの場合は水槽の水の量が少ないため金魚よりもさらに少ない

量を計らなければならないからです。

 

 

エルバージュ (エルバージュエ-ス)   

市販薬 (顆粒/粉末) ※有効成分は薬剤10g中に含まれる数値を表示
エルバージュ
(エルバージュエ-ス)
有効成分 : ニフルスチレン酸Na 1g

販売 日本動物薬品工業
剤型 粉末
効能 エロモナス感染症(穴あき病・立鱗病・スレ症)・カラムナリス病
 
 
用法用量 : 水100L辺り5~10gで4時間の薬浴/1~2gで24時間の薬浴
 



1.有効成分の効果

有効成分から考える薬剤の作用スペクトル

有効成分 期待出来る効果
ニフルスチレン酸Na グラム陽性菌
グラム陰性菌が原因となるカラムナリス病・エロモナス病




2.エルバージュの特徴

魚体への吸収率が高くて効果が強い。(投与量に注意。)
光にあたると分解して効力を失うので、夕方から薬浴を開始。(池に覆いが必要。)
低温の水には溶け難い。

水100Lあたり、5~10gで4時間の薬浴/1~2gで24時間の薬浴。
水100Lあたり、1~2gのエルバージュと0.5~0.6%の塩水で5日間の薬浴。
魚の体重1kgあたり、1日に0.5gを5日間、餌に含ませて経口投与。

アグテン   

市販薬 (液体) ※有効成分は薬液100ml中に含まれる数値を表示
アグテン 有効成分 : マラカイトグリーンシュウ酸塩 0.05g

販売 日本動物薬品工業
剤型 液体
効能 白点病・尾ぐされ症状・水カビ病の治療
 用法用量 : 水100Lに対し、本剤10mlを添加
 



.有効成分の効果

有効成分から考える薬剤の作用スペクトル

有効成分 期待出来る効果
マラカイトグリーン 原生動物が原因となる白点病・白雲病・黒斑病・黒ソブ・ツリガネムシ病
真菌が原因となる水カビ病

細菌性の病気に対しても理論上は有効であるが、実際の効果は低い。



2.アグテンの特徴

ヒコサン(ヒコサンZ)やスーパースカットと全く同じ成分。この内、実質価格が最も安いのはアグテン。
実質価格が安い為に使いやすいが、魚毒性が強く発癌性もあるので注意。

青緑色がなくなった時点で効果が無くなる。光にあたると分解が加速。
手や衣類につくと落ち難いので注意。

メチレンブルーの10~20倍の魚毒性を認める。(高温で効力がさらに増強。)
水草には比較的安心して使用出来る。


3.アグテンの使用法(①は説明書記載。)

①水100Lに対し、本剤10mlを添加
②粉末の場合、水1000Lあたり、マラカイトグリーン1gで1時間の薬浴。
③粉末の場合、水1000Lあたり、マラカイトグリーン0.3gで24時間の薬浴。


グリーンFゴールド顆粒   

市販薬 (顆粒/粉末) ※有効成分は薬剤10g中に含まれる数値を表示
グリーンFゴールド顆粒 有効成分 : ニトロフラゾン 5g/スルファメラジンNa 5g

販売 日本動物薬品工業
剤型 顆粒
効能 細菌感染症(皮膚炎・尾ぐされ症状等)の治療 
 
用法用量 : 本剤1gを水32~40L中に徐々に加えた後よく混和
 



1.有効成分の効果

有効成分から考える薬剤の作用スペクトル

有効成分 期待出来る効果
ニトロフラゾン グラム陽性菌
グラム陰性菌が原因となるカラムナリス病・エロモナス病


スルファメラジンNa グラム陽性菌
グラム陰性菌が原因となるカラムナリス病・エロモナス病




2.グリーンFゴールド顆粒の特徴

カラムナリス病・エロモナス病の原因菌を、異なる作用の2剤で治療を行う事が可能。
ニトロフラゾンとスルファメラジンナトリウムが同量ずつ含まれている。
実質価格は高い。

フラン剤は魚体への吸収率が高くて効果が強い。(投与量に注意。)
光にあたると分解して効力を失うので、夕方から薬浴を開始。(池に覆いが必要。)

エルバージュに耐性がある細菌に対しても有効である可能性がある。

薬浴期間は5日から7日間が基本です。それで治っていなければ水を全部換えて再び規定量を投入を繰り返す。

出来ればバケツで病魚を隔離しエアーを必ず入れる。エサはやらない。水が腐ります。

メチレンブルー水溶液   

市販薬 (液体) ※有効成分は薬液100ml中に含まれる数値を表示
メチレンブルー水溶液 有効成分 : メチレンブルー 0.82g

販売 日本動物薬品工業
剤型 液体
効能 白点病・水生菌症・尾ぐされ症状
 
用法用量 : 本剤10ml(1目盛)を水40L~80Lに溶解させて薬浴
 



1.有効成分の効果

有効成分から考える薬剤の作用スペクトル

有効成分 期待出来る効果
メチレンブルー 原生動物が原因となる白点病・白雲病・黒斑病・黒ソブ・ツリガネムシ病
真菌が原因となる水カビ病

細菌性の病気に対しても理論上は有効であるが、実際の効果は低い。



2.メチレンブルー水溶液の特徴

その名の通りメチレンブルーの原液であり、自ら薬剤を調合したい場合に重宝する。
実質価格が安い為に使いやすい。

メチレンブルーは光にあたると分解が加速し効果が減少する。
手や衣類につくと落ち難く、水槽器具にも色が沈着してしまう。
水草に対するダメージが大きい。

無精卵や餌の食べ残しに、水カビが発生するのを防ぐ目的で使用する場合もある。

トロピカルゴールド   

市販薬 (顆粒/粉末) ※有効成分は薬剤10g中に含まれる数値を表示
トロピカルゴールド 有効成分 : アクリノール0.3g/トリクロルホン0.2g/メチレンブルー0.5g/
        炭酸水素Na1.0g/塩化Na8.0g

販売 津路薬品工業株式会社
剤型 粉末
効能 ウオジラミ・イカリムシの駆除および外傷の治
 
用法用量 : 本品0.4gを取り水20Lの割合の溶液として用いる
 



1.有効成分の効果

有効成分から考える薬剤の作用スペクトル

有効成分 期待出来る効果
アクリノール 消毒薬であり、原生動物・グラム陽性菌・グラム陰性菌の消毒に有効。
消毒する事で、外傷や2次感染の予防が可能となる。

治療薬としてのデータは無い為、有効性は不明。
トリクロルホン 甲殻類・吸虫類が原因で生じるイカリムシ病・ウオジラミ病・吸虫病



メチレンブルー 原生動物が原因となる白点病・白雲病・黒斑病・黒ソブ・ツリガネムシ病
真菌が原因となる水カビ病

細菌性の病気に対しても理論上は有効であるが、実際の効果は低い。
塩化ナトリウム 塩の含有率が高いが、これだけでは有効濃度に達しないと考えられる。



 

ラザンD   

市販薬 (液体) ※有効成分は薬液100ml中に含まれる数値を表示
パラザンD 有効成分 : オキソリン酸 5g

販売 日本動物薬品工業
剤型 液体
効能 エロモナス属による穴あき病の早期治療/治療
 
用法用量 : 穴あき病の治療には、水10L当たり本剤1mlを溶解して薬浴
 



1.有効成分の効果

有効成分から考える薬剤の作用スペクトル

有効成分 期待出来る効果
オキソリン酸 グラム陰性菌が原因となるカラムナリス病・エロモナス病





2.パラザンDの特徴

グリーンFゴールドリキッドと全く同じ成分。光で分解されることは少ない。
実質価格は非常に高いが、グリーンFゴールドリキッドよりも低価格。

オキソリン酸はグラム陰性菌のカラムナリスとエロモナスに有効であるが、
エロモナス病の治療として使用される事が多い。

オキソリン酸は水温20℃以下では吸収が緩慢で、25~30℃で最も効率よく魚の体内に吸収され、
30℃を超えると吸収速度は低下すると言われる。

pHが比較的高い方が有効である為に、pH6.0以下での薬浴はしない方が良い。
水草への影響は少ない。

オキソリン酸は、フラン剤やサルファ剤とは異なる作用の仕方である為に、
フラン剤やサルファ剤と組み合わせたり、フラン剤やサルファ剤に耐性を持った菌に有効となる

グリーンFリキッド   

市販薬 (液体) ※有効成分は薬液100ml中に含まれる数値を表示
グリーンFリキッド 有効成分 : アクリノール 0.05g/メチレンブルー 0.15g/塩化ナトリウム 15g

販売 日本動物薬品工業
剤型 液体
効能 白点病・水生菌症・尾ぐされ症状の治療
 

用法用量 : 本剤50mlを、水約60Lに溶解させて薬浴
 



1.有効成分の効果

有効成分から考える薬剤の作用スペクトル

有効成分 期待出来る効果
アクリノール 消毒薬であり、原生動物・グラム陽性菌・グラム陰性菌の消毒に有効。
消毒する事で、外傷や2次感染の予防が可能となる。

治療薬としてのデータは無い為、有効性は不明。
メチレンブルー 原生動物が原因となる白点病・白雲病・黒斑病・黒ソブ・ツリガネムシ病
真菌が原因となる水カビ病

細菌性の病気に対しても理論上は有効であるが、実際の効果は低い。
塩化ナトリウム 塩の含有率が高いが、これだけでは有効濃度に達しないと考えられる。





2.グリーンFリキッドの特徴

ほぼメチレンブルーと塩の混合物という事が出来る。
ニューグリーンFと成分が似ている。実質価格は高い。

メチレンブルーは光にあたると分解が加速し効果が減少する。
手や衣類につくと落ち難くく、水槽器具にも色が沈着してしまう。
水草に対するダメージが大きい。

リフィッシュ   

市販薬 (顆粒/粉末) ※有効成分は薬剤10g中に含まれる数値を表示
リフィッシュ 有効成分 : トリクロルホン 1.5g/塩酸クロルヘキシジン 0.12g
        塩化Na 8.33g

販売 日本動物薬品工業
剤型 粉末
効能 ウオジラミ・イカリムシの駆除並びに細菌感染症の治療 
 

用法用量 : 本剤0.5gを水75~150Lの割合で溶液となる様に散布
 



1.有効成分の効果

有効成分から考える薬剤の作用スペクトル

有効成分 期待出来る効果
トリクロルホン 甲殻類・吸虫類が原因で生じるイカリムシ病・ウオジラミ病・吸虫病



塩酸クロルヘキシジン グラム陽性菌に有効

ただ、グラム陽性菌が原因で生じるランチュウの病気は殆ど無い。

塩化ナトリウム 塩の含有率が高いが、これだけでは有効濃度に達しないと考えられる。





2.リフィッシュの特徴

市販薬剤の内では、トリクロルホンの含有量が最大である。
実質価格が安い為に使いやすい。

トリクロルホンは、水温30℃以上、pH8.5以上では毒性が強くなるので注意。
カニやエビ、ミジンコやシュリンプは甲殻類に属する為、薬剤により死んでしまう。
トリクロルホンは、アオコや有機物によって分解されてしまい効果を失う。

マゾテン液-20%   

市販薬 (液体) ※有効成分は薬液100ml中に含まれる数値を表示
マゾテン液-20% 有効成分 : トリクロルホン 20g

販売 バイエル(株)
剤型 液体
効能 ウオジラミ・イカリムシ幼虫および吸虫(ダクチロギルスなど)の駆除
 

用法用量 : 水1000Lに対し本品2.5mlを7~10日間、4~5回池へ散布
 



1.有効成分の効果

有効成分から考える薬剤の作用スペクトル

有効成分 期待出来る効果
トリクロルホン 甲殻類・吸虫類が原因で生じるイカリムシ病・ウオジラミ病・吸虫病





2.マゾテン液の特徴

トリクロルホンの原液であり、自ら薬剤を調合したい場合に重宝する。
実質価格が安い為に使いやすい。

トリクロルホンは、水温30℃以上、pH8.5以上では毒性が強くなるので注意。
カニやエビ、ミジンコやシュリンプは甲殻類に属する為、薬剤により死んでしまう。
トリクロルホンは、アオコや有機物によって分解されてしまい効果を失う。


3.マゾテン液の使用法(①は説明書記載。)

①水1000Lに対し本品2.5mlを7~10日間、4~5回池へ散布。
②マゾテン粉末の場合は、水1000Lあたり0.25~0.6gで最低3日間の薬浴。

グリーンF   

市販薬 (顆粒/粉末) ※有効成分は薬剤10g中に含まれる数値を表示
グリーンF 有効成分 : ニトロフラゾン 0.6g/メチレンブルー 0.1g/塩化Na 9.3g

販売 日本動物薬品工業
剤型 粉末
効能 白点病・水生菌症・尾ぐされ症状および細菌感染症の治療
 
用法用量 : 本剤5gを水30~40L中に徐々に加えた後よく混和
 



1.有効成分の効果

有効成分から考える薬剤の作用スペクトル

有効成分 期待出来る効果
ニトロフラゾン グラム陽性菌
グラム陰性菌が原因となるカラムナリス病・エロモナス病


メチレンブルー 原生動物が原因となる白点病・白雲病・黒斑病・黒ソブ・ツリガネムシ病
真菌が原因となる水カビ病

細菌性の病気に対しても理論上は有効であるが、実際の効果は低い。
塩化ナトリウム 塩の含有率が高いが、これだけでは有効濃度に達しないと考えられる。





2.グリーンFの特徴

フラン剤とメチレンブルーとの混合物。
原生生物と細菌性と真菌性の病気に対して全般的な効果を示すが、実質価格は非常に高い。

フラン剤は魚体への吸収率が高くて効果が強い。(投与量に注意。)
光にあたると分解して効力を失うので、夕方から薬浴を開始。(池に覆いが必要。)

メチレンブルーは光にあたると分解が加速し効果が減少する。
手や衣類につくと落ち難く、水槽器具にも色が沈着してしまう。
水草に対するダメージが大きい。

エルバージュとメチレンブルーと塩の併用で同じ効果が期待出来る事が考えられる。

エルバージュとメチレンブルーと併用すると水の腐りを遅らせることができます。